はじめに
クリスマスと言えばサンタクロース。世界中の子供のアイドルです!
そんなサンタクロースの出身はどこなんでしょう。お子さんに質問されたら答えられますか?
今回の記事では
- サンタクロース出身はどこ?
- サンタクロースのモデルは?
- クリスマスとサンタの関係は?
こんな疑問にお答えします。知っているようで知らないサンタクロースについて、お子さんに説明できるようにしておきましょう。
サンタクロースの出身はどこなの?
サンタクロースの出身地はフィンランドにあるラップランド地方とされています。
そしてラップランドの東部にあるコルヴァトゥントゥリが、サンタクロースの住んでいるところです。
そこでサンタは妖精のトントゥと一緒に住んでいるということです。
トントゥは赤いとんがり帽子をかぶり、赤い服を着た妖精でフィンランドのいろんなところにいて、普段は人目につかないようにして人間の手伝いをしていると言われています。
コルヴァトゥントゥリにはトナカイも多く生息していて、まさにサンタクロースの出身地にぴったりなところのようですね。
またラップランド地方にはサンタクロース村があり、そこにはサンタの部屋やサンタクロース郵便局、サンタグッズのお店が集まっているそうです。
サンタの部屋ではコルヴァトゥントゥリから、毎日やってくるサンタに会えるということですよ。
サンタクロースのモデル
じつはサンタクロースには実在のモデルがいます。そのモデルとは4世紀の東ローマ帝国(現在のトルコ)に実在した、聖ニコラウスという人物です。
このニコラウスには伝説があります。
その家族を助けるため、夜中にその家の煙突から金貨を投げ入れたという。
この時その家の暖炉には靴下が吊るしてあり、投げ入れた金貨が靴下の中に入っていた。
その金貨のおかげで、家族は娘を売らずに済んだ。
というお話です。
サンタクロースの重要なキーワードが出てきましたね。言うまでもなく、「煙突」と「靴下」です。
サンタが夜中に煙突から家に入り、靴下にプレゼントを入れていくというモデルになったことが良く分かるエピソードです。
ところでこの聖ニコラウスですが、名前もサンタクロースの元になったのだそうですよ。
聖ニコラウスを英語ではセント・ニコラスと発音します。さらにオランダ語ではシンタ・クラースという発音になるそうです。
はいそうです。シンタ・クラースが変化して、サンタクロースになったということです。
なぜオランダ語かというと、サンタの話を広めたのがアメリカに移住したオランダ人の教徒だからということです。
クリスマスとサンタの関係
クリスマスとサンタは切っても切れない関係ですよね。これは世界共通ではないでしょうか。
でもそもそもどういう関係なのか、考えたこともない方は多いのではないでしょうか。
簡単に解説します。クリスマスがイエス・キリストの誕生祭ということは誰でも知っていると思います。
クリスマスを英語で書くと「Christmas」と書きますが「Christ」とはキリストのことです。そして「mas」はミサや礼拝を指します。
つまりクリスマスとはキリストの礼拝祭ということになりますね。
一方、サンタのモデルになった聖ニコラウスは「聖」とつくだけにキリスト教徒でした。
ということでクリスマスとサンタクロースが繋がりましたね。
クリスマスプレゼントの思い出
じつは私、親にクリスマスプレゼントを貰った記憶がありません。家が貧しかったとかいう話ではないんです(けして裕福ではありませんでしたが)。
もしかしたら本当に小さい(2,3歳)頃は、貰ったのかもしれませんが記憶には無いんです。
何故かというと、、、12月生まれだから。
誕生日プレゼントとクリスマスプレゼントを、一緒にされていたんですね。
他の子は誕生日と、クリスマスは別にプレゼントを貰っているのに自分は一緒にされて、子供ながらに理不尽だなと思ったものです(笑)
12月誕生日あるあるなのでしょうか?うちだけかな?
さいごに
いかがでしたか?今回の記事をまとめます。
- サンタの出身地はフィンランドのラップランド地方
- ラップランドのコルヴァトゥントゥリで妖精のトントゥと暮らしている
- サンタのモデルは4世紀に実在した聖ニコラウスという人物
- クリスマスはキリストの礼拝祭のことで、聖ニコラウスはキリスト教徒
子供にとってサンタクロースは、年に一度プレゼントをくれる大好きな存在ですよね。
そんなお子さんの夢を壊さないように、サンタの説明を上手くしてあげてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。