はじめに
とうもろこし!嫌いな人はいるでしょうか?と思うくらい子供から大人まで人気な食材ですよね。
個人的にサラダやBBQには無くてはならない存在だと思っています。甘くてみずみずしいトウモロコシは実際どんな食材なのか。
ちょっと気になったので、今回の記事で調べてみました。
- とうもろこしってどんな食べ物?
- カロリーや栄養成分は?
- 太りやすい食材なのか、ダイエット効果は?
- 食べる時の注意点
など見ていきます。
とうもろこしとは
トウモロコシは世界三大穀物と呼ばれる食材です。とうもろこしの他は米と小麦です。お祭りの屋台で売っている焼きとうもろこしや、缶詰のコーンなどいろんな場面で使われていますよね。
歴史を見てもだいぶ古い時代から、人類は食べてきたようです。いつ頃から食べられてきたのでしょうか。
とうもろこしの歴史
とうもろこしはアメリカ大陸原産と言われていて、15世紀末にあのコロンブスがアメリカ大陸を発見したときにスペインに持ち帰って広まったということです。
その後、食用や飼料用としてヨーロッパ、アフリカ、中近東に広まり日本へは16世紀末にポルトガルから伝わりました。
日本で本格的に栽培されるようになったのは明治時代初期の頃で、北海道から始まり徐々に南下していき本州全土に広まっていきました。
とうもろこしの旬の時期
私たちが普段から食べているとうもろこしはスイートコーンという品種ですが、旬の時期は夏から初秋にかけて6月~9月中旬ころです。
最近は一年中いつでも手に入るのが当たり前なので、旬の時期を忘れがちですが夏の暑い時期がとうもろこしを一番おいしく食べられる時期なんです。
とうもろこしは太る?
とうもろこしは太りやすい食べ物なのでしょうか?もしかしたらこれを読んでいるあなたも、とうもろこしは太りやすい食べ物というイメージを持たれているかもしれません。
そんなとうもろこしの中身について詳しく見ていきたいと思います。
とうもろこしが太ると思われる理由
これはやはりとうもろこしが、3代穀物の一つであることが大きいかもしれません。穀物と言えば主食。主食と言えば炭水化物。炭水化物と言えば太る。
こんな連想ゲームのような感じでイメージされているのかもしれません。
加えてあの甘さですよね。とうもろこしの甘さは糖質から来るのですが、やはり糖質というとダイエットには不向きな栄養素ですよね。
でもとうもろこしの糖質はそうでもないんです。
とうもろこしの糖質
とうもろこしに含まれる糖質はでんぷんが主の「多糖類」という分類の糖質です。ほかにはブドウ糖や果糖などの「単糖類」、砂糖や麦芽糖などの「二糖類」があります。
多糖類は消化吸収が穏やかで、血糖値も急激に上がりません。これは同じ穀物のお米やパンと比較しても、とうもろこしが一番低いのです。
また実際に含まれる糖質の量はとうもろこし1本分(約150g)で20.7g、ごはん1膳(約150g)で53.4gとお米の半分以下です。
こうしてみると、とうもろこしの糖質は質も量も意外と太りにくいと言えるかもしれませんね。
とうもろこしのカロリー、栄養素
とうもろこしの糖質以外の栄養素を見ていきます。
カロリー
1本分(約150g)で138kcalです。ちなみにごはん1善(約150g)で252kcalです。同じ量のごはんと比べると半分くらいのカロリーですね。
これはちょっと意外に思われる方も多いのではないでしょうか。
食物繊維
言わずと知れた便通に効く栄養素ですね。1本当たり4.5g含まれます。ちなみに1日の摂取量の目安は成人男性で20g、女性で18gです。
食物繊維についてはコチラの記事にも載っていますよ。
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ビタミン
ビタミンA,E,B1,B2,B6,Cなどが含まれます。なかでもビタミンB群は体内の代謝活動を助ける働きをしてダイエットにも効果的と言われています。
ミネラル
カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛などが含まれます。蛋白質、脂質、炭水化物、ビタミンと並んで五大栄養素のひとつで、人間には必須の栄養素です。
必須アミノ酸
イソロイシン、ロイシン、リシンなどが含まれます。必須アミノ酸は体内で作られることがないため、必ず食品から摂取しなければならない栄養素です。
とうもろこしはダイエットに向いてるの?
とうもろこしのカロリーは前述したように1本分(約150g)で138kcal、ごはん1善(約150g)で252kcalと同じ量を食べた場合、ごはんに比べてカロリーは低く抑えられます。
さらにダイエットに効果があると言われる食物繊維は、穀物の中ではトップクラスの含有量です。
そしてダイエットに効果的なビタミンB群も含まれていますから、ダイエット食としておススメできる食材と言えるかもしれません。
もちろん、食べ過ぎはダメですよ!
とうもろこしを食べる時の注意点
これまでとうもろこしは比較的低カロリーで食物繊維、ビタミンも含むなど良いところをお伝えしてきましたが食べる時の注意点をあげておきます。
食べすぎに注意
トウモロコシの糖分は吸収が穏やかな多糖類というのは前述しましたが、とはいえやはり食べ過ぎは禁物です。
1本丸かじりしたいときもあるでしょうが、そこはグッと抑えて半分ずつくらいにする事をおススメします。とくに寝る前などは控えた方がよさそうです。
缶詰に注意
とうもろこしの缶詰には、塩分や調味料が加えられているものが多くあります。生のとうもろこしに比べて塩分、糖分が増えてしまうことがあるので注意したいですね。
無添加の缶詰もありますので、できればそちらを買うようにした方がいいかもしれません。
さいごに
いかがでしたでしょうか。とうもろこしは意外にもダイエット食にも向いていることが分かりましたね。いくらダイエットに向いているとはいえ食べ過ぎては意味がないです。
でも新鮮なとうもろこしってホント美味しくて、ダイエットなんか気にせず食べてしまいたいものですよね。たまになら、そんな食べ方もアリなんじゃないですかね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。