はじめに
最近、若い人を中心に年賀状を出さない人が増えていますよね。私も最近では年賀状を出す相手は、会社の社長と近い親戚くらいにしていて、友人関係はLINEで済ますことがほとんどになっています。
実際、毎年のように年賀状の販売枚数は減少しているようですし、今後も減り続けるのでしょうね。どう考えても、そうなっていくと思います。
そんな現代においても、年賀状を出さないというのは非常識なのでしょうか。これだけSNSが発達した現代において、年賀状を出し続ける理由は何なのか。
今回は
- 年賀状を出さないのは非常識なのか
- 年賀状を出し続ける理由
- 年賀状のやめ方
などを考えてみました。そろそろ年賀状をやめようかと悩んでいる方に、読んでいただきたい記事です。一緒に考えてみませんか?
年賀状を出さないのは非常識なのか
この問題は、世代によって考え方が全く違うのでしょうね。当然、年代が上がれば上がるほど、年賀状を出さないのは非常識という方が増えるでしょう。その気持ちも良く分かります。
個人的意見
私は40代ですが年賀状を出さないのは非常識とは思いません。むしろ【年賀状を出さないのが常識】くらいになって欲しいと思っています。
ただ年賀状がなくなって欲しいわけではありません。無駄な年賀状がなくなって欲しいと思っているということです。
SNSが出来ないような高齢者には、むしろ年賀状を出した方が良いと思っています。普通にスマホを使っていてメールやLINEがつかえる人どうしであれば、それで十分じゃないかと思っているんです。
私の会社では、従業員どうしで年賀状は送りあっていません。社長にだけは全員、半強制で年賀状を出しています。もし出さなかったら、説教部屋行きだからです。
試したことはないですが、メールで新年のあいさつをしたら常識がないと怒られることでしょう。
非常識と思わない理由
はがきにこだわる必要性を感じないからです。
ただでさえ忙しい年末に、疲れて帰ってきて年賀状作成しなければいけない。なかなかのストレスですよね。
日本の伝統文化だから。と言えば確かにそうなのですが、50年前の日本人と現代の日本人では時間の使い方も常識の感覚もだいぶ違うでしょう。だからこそ世代間ギャップというものが生まれるわけですが。
まして今は一瞬で送れるメールやLINEなどがあるのに、はがきで送る理由が思い当たらないのです。
そんな感じで、わたしは年賀状を出さないのは非常識ではないと思っているのですが、あなたはどう思いますか?
年賀状を出し続ける理由
とはいえ、私はまだ年賀状を完全にやめてはいません。やめれないと言った方が正しいですね。親戚への年賀状をやめるつもりも、今のところありません。前述した社長にも出し続けることでしょう。その理由をあげてみます。
- 今更やめられない
- 会社の関係で仕方なく
- 普段合わない、SNSでも交流しない相手
今更やめられない
古い友人でずっと年賀状をやり取りしている人が数人います。お互いやめ時を探している感じですが、今更感があってやめられないでいますね。
でもこの友人とは、そろそろやめようと言ってみるつもりでいます。普段から合う友人ですし、問題なくやめられることでしょう。
仕事の関係で仕方なく
社会人はこれが一番多くて、厄介なのではないでしょうか。
さすがに私も取引先などには、年賀状を出した方がいいとは思っています(出さないで済むに越したことはない)。
幸い私の場合はそういう取引先とのやり取りがある部署ではないので、仕事関係で年賀状を出すのは社長だけで済んでいます。
これもできることなら、メールで済ましたいところではありますね。
普段合わない、SNSでも交流しない相手
高齢の親戚などですね。子供の頃お世話になったおじさん、おばさんだったりしますので、その方たちにはきちんと年賀状であいさつをしていこうと思っています。
スマホを使えるようになってくれるといいのですが、なかなかそうもいきません。LINEを送っても全く既読が付かなかったり(笑)
年賀状のやめ方
年賀状のやめ方について考えてみたいと思います。
- SNSなどであいさつすると宣言する
- 送ってきた相手にだけ返すようにする
- 喪中で寒中見舞いを出した流れで、自然にやめてみる
SNSなどであいさつすると宣言する
友人とはこれで簡単にやめられるでしょう。おそらく今の若い世代でしたら、すでにこうしている方はかなりいますよね。これがすべての世代に広がる事を願っています。
送ってきた相手にだけ返すようにする
消極的な作戦ではありますが、地味に効きます(笑)
実際私もこれで数年かけて、かなりの年賀状のやりとりを減らしました。やはり、こちらが遅れて出していると相手も察してくれて、自然とやり取りしなくなるものです。
そんな相手にはメールやLINEであいさつするようにしていますよ。
喪中で寒中見舞いを出した流れで、自然にやめてみる
喪中の時は年賀状のやり取りをしないのが常識ですが、それに便乗して自然消滅させてしまおうという作戦です。
どちらが喪中だった場合でも、とりあえず翌年はコチラから年賀状を出すのを控えてみます。そうして向こうからも来なければ成功です!
あとは自然消滅させましょう。メールなどであいさつしておけば完璧ですね。
さいごに
いかがでしたか。
一応繰り返しますが、私は年賀状を無くしたいわけではありません。むしろ残した方がいいくらいに思っています。
ただ無駄で意味のない義理だけの年賀状に、時間やお金を使うのはやめたいと思っているだけです。
メールやLINEで済むならば、それでいいんじゃないですか?というのが私の意見です。
あなたはどうでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。