はじめに
夜寝ている時、独特のプーンという蚊の羽音で目が覚める経験は誰でもありますよね。
慌てて電気をつけてもどこに行ったか分からず、そこからは気になって眠れない。
あきらめて寝ようとすると、待ってましたとばかりにまたプーンと音がする。
ほんと腹が立つ蚊ですが、家の中で見失うといったいどのくらい生きてるのか、気になったことはありませんか?
今回は
- 蚊の種類
- 蚊の寿命
- どの位のペースで刺すのか
- 蚊が冬を越す方法
について調べました。
出来れば翌朝には、寿命が尽きていてほしいくらいの存在ですがそうもいかないようです。
蚊の種類
蚊の種類は日本だけでも100種類もいるのだそうですよ。さらに世界中では3000種類以上いるのだとか。
その多さにちょっとびっくりしましたが、その中で血を吸う蚊はそれほど多くないようで、30種類くらいなのだそうです。
良く見るのが「アカイエカ」「ヒトスジシマカ」などです。
「アカイエカ」は夜に刺す蚊で、夜寝ている時にプーンと近づいてくるのはほとんど「アカイエカ」です。
「ヒトスジシマカ」は昼に刺す蚊で、見た目が黒っぽくてよく「ヤブ蚊」と言われます。
日中、外で作業しているといつの間にか刺されていた時の犯人は大体こいつですね。
ちなみに血を吸うのはメスの蚊だけで、オスは血を吸いません。これは有名な話なので知っている方も多いですね。
では、オスはなにを餌にしているかというと、花の蜜なんです。ちょっと意外でしたね。
蚊の寿命
蚊の寿命はどの位なのでしょうか。蚊は成虫になるまでは2週間ほどかかります。
そうして成虫になるのですが、成虫の蚊の寿命は一般的にオスは10日ほど、メスは40日ほどと言われています。
オスはともかく、メスは意外と長くないですか?家の中で見失った蚊が1ヶ月以上生きているかもと思うと、ちょっと嫌になりますね。
やはり家の中で蚊を見つけたら、何とかして退治してしまいたいところですね!
どのくらいのペースで刺すのか
「蚊ってどのくらいのペースで人を刺すんだろう?」なんて、気にしたことはありませんか。
寿命が40日として、その間に何回刺すのかも気になりますよね。
まず血を吸う目的ですが、これはメスが産卵するための栄養なのだそうです。
そして一生のうちに2~3回血を吸って、2~3回産卵するのだそうですよ。
ということは2週間に一度くらい吸血して卵を産む、というサイクルを2~3回繰り返して一生を終えるという感じでしょうか。
毎日、血を吸うわけではないんですね。少しだけホッとしました。
蚊が冬を越す方法
冬になると蚊を見かけなくなりますよね。かといって絶滅したわけでもなく、暖かくなるとまた出てきます。
では蚊はどうやって冬を越しているんでしょう。蚊の種類によって違うようですが例えば「アカイエカ」の場合だと環境の良い場所を見つけて冬眠するのです。
そうして無事に冬を越すと春に一度だけ産卵して、一生を終えるのだそうです。
「ヒトスジシマカ」の場合は、基本的には卵のまま冬を越します。暖かい地方では幼虫のまま冬を越すこともあるようです。
そうして暖かくなると、成虫になって活動し始めるわけですね。
さいごに
蚊の一生がなんとなく分かりましたか?
なかにはクローゼットの中や、家の床下で冬を越す蚊もいるようですよ。
蚊はいろんなウィルスを媒介することでも知られていますから、刺されないに越したことはありませんよね。
やはり、夜耳元でプーンと鳴ったら何とか退治してしまいたいものですね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。