【完全初心者向け】おススメのビリヤードのゲーム種目とルールを解説!

はじめに

あなたはビリヤードをプレーしたことがありますか?

ビリヤードってちょっと大人のゲームという感じでカッコいいですよね!

今回はビリヤードの初心者向けのゲーム種目とルールをご紹介したいと思います。

友達どうしで遊ぶときにルールが分からないと困りますよね。そんなときにお役に立てればと思います。

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初心者にオススメのビリヤードの種目

一口にビリヤードと言っても、実はビリヤード自体いくつかの種類に分かれるのですが、今回は日本で一番メジャーなポケットビリヤード(プール)に絞ってご紹介したいと思います。

なお今回は完全に初心者の方に向けての記事になりますので、中級者以上の方はちょっと退屈な内容になるかもしれません。

ベーシックゲーム

初心者同士で遊ぶ場合にいちばんおススメしたい種目がベーシックゲームです。

これはポケットビリヤードの中で最も簡単なゲームで、シンプルなルールで楽しめます。人数は何人でも構いません。といっても4人くらいまでの方がやりやすいとは思います。

番号は関係なく、決めておいた個数を落とせば勝ちという、とてもシンプルなルールです。例えば3人でプレーする場合、先に5個落とした人が勝ちという風にします。

実力差があってハンデをつけたいときは個数を調節します。

まず、く順番を決めます。じゃんけんでもくじ引きでも何でも構いません。正式にはバンキングという方法で決めますが、初心者同士の時はやらなくていいと思います。

まず15個のカラーボールで正三角形にラックを組みます。並べ方の番号は関係ありません。そして最初の順番の人がブレイクします。

そうして、なにか球が入ったら続けてプレーできます。番号は関係なしで狙いやすい球をどんどん落としていきましょう。

失敗したら次の人に交代します。そうして順番にプレーしていき、自分の上がりの個数を目指します。

狙ったポケット以外のポケットに入っても大丈夫です!とにかく何でもいいので自分の個数を落とした人が勝ちです。

このルールだと単純に球を入れることに集中できるので、初心者の方には非常におススメです!

ネオナインボール

ベーシックゲームよりは少し難しくなります。9個のボールでひし形にラックを組みます。並べ方は9番だけは真ん中に置きましょう。そして最初の順番の人がブレイクします。

あとは1~8番ボールのどれでもいいので落としていきます。狙ったポケット以外のポケットに入っても大丈夫です。そうして最後に9番ボールを落とした人が勝ちというゲームです。

ベーシックゲームは落とす順番が一切関係ありませんでしたが、ネオナインボールでは9番だけは最後に落とすという制約があります。

つまり1~8番ボールまで全部落としても、最後に9番ボールをミスしてしまうと負けてしまうかもしれないというゲームです。

一発逆転があるルールなので、最後まで勝敗が分からず盛り上がると思います。

ポケットビリヤード共通のファウル・ルール

ポケットビリヤードのどの種目にも共通するファウル・ルールをご紹介します。初心者の方だと意外と知らない、もしくは勘違いしていることがあると思いますよ。

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① 撞いた手玉がどの球にも当たらない

② 手玉および的玉が場外した

③ 手玉がスクラッチした

④ 撞く瞬間、両足が床から離れていた

⑤ ノークッションファウル

⑥ 手玉を下からすくい上げてのジャンプショット

①②は誰でもわかりますね。③のスクラッチとは手玉がポケットに落ちてしまうことを言います。

④は手玉を撞くときに、片足は床についてなければならないということです。

⑤はおそらく知らない初心者さんが多いと思います。手玉を撞いたあと何もポケットされず、なおかつどの球もクッションに入らなかった場合にはファウルとなります。

⑥は絶対にやってはいけない行為です。本来ジャンプショットというのは上から撞き下ろした反動でジャンプさせるショットです。

下からすくい上げてジャンプしたようにするショットは、わざとやればファウルになります。

なぜやってはいけないのかというと、道具を痛める行為だからです。キューの先についているタップと呼ばれる革製の部分が痛んでしまうのです。

④⑤などは初心者同士などの場合は無視しても問題ないと思います。ただ正式なルールなので知っておいて損はないですよ!

そしてファウル後の扱いですが、今回ご紹介している種目ではすべてフリーボールとなり、自分の好きなところに手玉を置いて再開できます。

初心者にナインボールをおススメしない理由

初心者の方にナインボールはおススメしません。確かにいちばんプレーされているのはナインボールなのですが、あまりにも難しすぎるのです。

ルールはシンプルで1番ボールから順番に落としていき、最後に9番ボールを落とした人が勝ちです。手玉が最小番号の球に当たっていれば途中で9番が入っても勝ちです。

ルールが分かりやすいため、初心者同士の方がよく2~4人でプレーしているところを見かけます。

しかし難しすぎるがゆえに1ラックが延々と終わらないのです。なぜそんなに難しいのかというと、次に入れる球がひとつしかないからです。

そうなるとただ球を入れるだけではなく、次の球を入れやすいように手玉をコントロールするポジションプレーというものが必須になってきます。

これは初心者向の方がすぐできることではないので、難しすぎるのです。これはポケットビリヤードの肝の部分であり、もっとも面白い部分でもあります。

ビリヤードのマナー

ルール以上に大切なのがマナーです。プレーするのは自分たちだけじゃないと思っていれば当たり前のことばかりですので、気をつけましょう!

① 周りのテーブルに気をつける(順番を待つ間は座っているのが良い)
② 食べ物・飲み物をレールやテーブルの上に置かない
③ 大声をあげない
④ 道具を大事に扱う
⑤ 初心者のうちはマッセやジャンプショットはしない

ほかに、最近は屋内禁煙になりましたが、もしタバコが吸えるとしてもくわえたばこでのプレーは絶対にやめましょう。灰がテーブルに落ちて穴が開いたりしたら、大変です!

さいごに

いかがでしたでしょうか。ポケットビリヤードは、まず目の前のカラーボールをどんどん入れるのが楽しいんですよね。

そのためにはまず、今回ご紹介したベーシックゲームから始めてみてください。少しうまくなったらネオナインボールや、さらにほかのゲームもいいと思います。

思ったように球が入るようになってくると、やめられなくなりますよ!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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