献血が出来る条件を知ろう!メリット、デメリットは?

はじめに

街で見かける献血バスや献血ルーム。献血に興味はあるけれど、なかなか最初の一歩が踏み出せなかったりしませんか?

この記事ではそんな方のために、献血するさいの条件。そのほか献血したときのメリットやデメリットについて解説していきます。

献血は一番身近なボランティアと言っても良いかもしれません。だれでも人の役に立ちたい気持ちは持っているものです。

でも献血に興味があってもどんな流れで行われるのか、経験がないうちはちょっと不安ですよね。

そんなあなたの不安を、少しでも減らせたらと思います。

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献血とは

現在の医療では完全な人工血液は作れていません。ですのでケガや病気で輸血が必要な人には、人から採血した本物の血液を使用しなければなりません

さらに血液は使用期限が短いため、つねに多くの血液を献血で集める必要があります。

献血できる場所

献血は各都道府県に献血ルームがあります。また献血バスがこれも都道府県ごとに運航されています。

休館日は年末年始のみというところが多いですが、月によって休館日が設定してあるところもありますので確認してみてください。

また土日などは込み合ってる場合がありますので、予約してから行く事をオススメします。

献血の種類

献血には全血献血と成分献血があります。

さらに全血献血には200ml献血と400ml献血があり、成分献血には血漿しょう成分献血と血小板成分献血があります。

それぞれの献血の条件を表で載せておきます。

献血種類 全血献血 成分献血
200ml献血 400ml献血 血漿成分献血 血小板成分献血
献血量 200ml 400ml 600ml以下
可能年齢 16~69歳 男性17~69歳

女性18~69歳

18~69歳 男性18~69歳

女性18~54歳

体重 男性45キロ以上

女性40キロ以上

50キロ以上 男性45キロ以上

女性40キロ以上

所要時間 約10~15分 約40~90分

そのほかにも

  • 最高血圧
  • ヘモグロビン濃度
  • 血小板数

の基準があります。

さらに最後に献血してから一定の期間が経過しないと次の献血はできません。そちらも表で載せておきます。

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献血種類 全血献血 成分献血
200ml献血 400ml献血 血漿成分献血 血小板成分献血
200ml献血 男女とも4週間後の同じ曜日から献血可能 男性は12週間後、女性は16週間後の同じ曜日から献血可能 男女とも2週間後の同じ曜日から献血可能
400ml献血
血漿成分献血 男女とも8週間後の同じ曜日から献血可能
血小板成分献血

献血当日のながれ

  • 献血受付
    • 本人確認と同意書の記入になります。
  • 質問への回答
    • 現在の体調や健康状態についての質問に答えます。
  • 問診、血圧、体温測定
  • ヘモグロビン濃度測定/血液型事前検査
    • ヘモグロビン濃度が採血基準を満たしているかの測定と血液型の事前検査を行います。
      成分献血の場合は血小板数の測定も行います。
  • 採血
    • 採血時間は全血献血で10~15分程度、成分献血で40~90分程度です。
  • 休憩
    • 献血のあとは十分な水分補給と10分以上の休憩を取ります。
  • 献血カード受け取り
    • 献血カードの裏には次回献血可能日が印字されています。

    献血のメリット

    献血をすることによるメリットを挙げてみたいと思います。

    人の役に立てる

    これが本来の目的だと思います。輸血さへ出来れば助かる命があるんですよね。

    血液の状態を知ることが出来る

    血液の検査を無料で行ってもらえます。結果は後日、希望すれば郵送されてきます。

    お菓子やドリンクがもらえる

    これはよく聞く話ですね。献血に来た人にリラックスしてもらいたいという配慮だったり、献血後には水分補給が必要なことから行われているようです。

    また献血ルームによっては、美容サービスが受けられたり、占いが楽しめるところもあるようですよ。

    そのほかにも定期的なイベントを開催している献血ルームも多いようです。いちどお近くの献血ルームを調べてみてはいかがでしょう。

    献血のデメリット

    こんどは献血のデメリットを挙げてみます。

    気分が悪くなることがある

    多かれ少なかれ血液を抜くことによって、気分が悪くなることがあります。これは人によりますし、その日の体調にもよります。

    また針を刺した部分がしびれたり、腫れたりしてしまう場合もありますので、万一そのような症状を感じたらすぐにスタッフの方に申告するようにしてください。

    時間がかかる

    混雑している日などは待ち時間がある場合もありますし、そうでなくとも採血以外の時間もどうしてもかかります。

    献血はなるべく時間に余裕がある時に行くのがいいと思います。

    おわりに

    輸血用の血液は常に不足気味だということです。協力できる人はぜひ協力したいものですね。

    私も多くはないですが年に1回は献血するようにしています。やはり献血した後は、誰かの役に立てたような気がして気持ちがいいものですよ。

    そして最近の献血ルームはホントに綺麗で楽しむことが出来るのもありがたいですね。

    カップルでしたら献血デートなんていうのも、いいと思います。とにかく最初の一歩を踏み出せば献血はぜんぜん敷居が高いものではありません。

    あなたもぜひ献血に協力してみては?

    最後まで読んでいただきありがとうございました。

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