はじめに
生卵をレンジでチン!あっという間にゆで卵の出来上がり!
とは、なかなかいかないんですよね。経験がある方も多いかもしれませんが、生卵をレンジで温めると高確率で爆発してしまいます。
忙しい朝などは特にレンジに頼りたくなるものですよね。
そこで今回は
・そもそもなぜ、爆発するのか
・ゆで卵温め直した場合はどうなるの?
・私の超簡単、定番お弁当レシピ
をご紹介します。
毎日の料理やお弁当作りを少しでも楽にしたいですよね。そんな方はぜひ読んでいただけたらと思います。
卵がレンジで爆発しないようにするには
さっそく本題にいっちゃいます。今回はゆで卵の作り方と、目玉焼きの作り方をご紹介したいと思います。
レンジでゆで卵を作るには
まず用意するものがあります。といってもどこのご家庭にもあるものです。
・生卵がすっぽり入る大きさの耐熱コップ
・アルミホイル
用意したらまず生卵をアルミホイルで包みます。このとき、なるべく隙間が出来ないように注意してください。
次は包んだ生卵を耐熱コップに入れて水を注ぎます。水の量は卵が完全に浸る以上に多めに入れます。
あとはレンジで5分ほどチンして、さらに5分ほど冷まします。さいごにアルミホイルから取り出して冷水につけておきます。
すると生卵が爆発せず美味しいゆで卵が出来ますよ!
調理中に水が蒸発してアルミホイルが水面から出ないように注意してください。
5分チンするのは1個作る場合の目安ですので、ご自分で何回か試してちょうど良い時間を見つけていただければと思います。
複数個作る場合はその分、時間がかかりますので、いちどに作るのは2個までにしておいた方がいいかもしれません。
それ以上になると、普通にゆでて作った方が早く出来てしまうからです。
レンジで目玉焼きを作るには
レンジで目玉焼きを作るのはさらに簡単です。また用意するものがあります。
以上です。
あとは黄身の部分を3カ所ほど、つまようじで刺します。あとはレンジでチンするだけですが、時間は私の場合で45秒くらいですね。
もちろんこれも目安なので、ご自分で調整してください。
卵がレンジで爆発する理由
そもそもなぜ卵をレンジで調理すると爆発してしまうのでしょうか。
その理由はレンジの性質にあるんです。レンジはマイクロ波で水を振動させて発熱させます。
ということは、生卵をレンジにかけると
・いっぽう卵は殻で覆われているので、水蒸気の逃げ場がありません
・そうすると殻の中が高圧になります
・そのうち中身が殻を突き破り水蒸気が溢れ出して爆発!
となります。
ここでひとつ疑問がわきませんか?
「殻を割って調理する目玉焼きなら爆発しないんじゃないの?」
でもこれも爆発してしまうんです。というのも卵の黄身には薄い膜があって、その膜が殻と同じような役割を果たして黄身の中の水分の逃げ場を失くしてしまうからなんですね。
前述したレンジで目玉焼きを作るところで、黄身につまようじを刺したのはまさにこの膜に穴を開けて水蒸気の逃げ道を作るためだったんです。
ゆで卵にアルミホイルを使ったのは何のため?
これはアルミホイルがレンジのマイクロ波を遮断する効果があるためです。
どういうことかというと、レンジのマイクロ波が遮断されることによって生卵の内部がマイクロ波で温められなくなります。
その一方まわりの水は温められて沸騰します。そのお湯でゆで卵になるというわけですね。
またアルミホイルなど金属はレンジにかけてはダメ、と教わってきた方も多いと思います。これは金属が発火してしまうからなのですが、その点もご安心ください。
水にしっかり浸すことで発火を防ぐことが出来るんです!調理中にアルミホイルが水面から出てしまわないように注意するのは、この発火を防ぐということだったんです。
ゆで卵を温めなおす場合
ゆで卵を温めなおす場合は爆発の危険はあるのでしょうか。結論から言ってしまうと、これも爆発することがあります。
結局、殻と膜がある限り同じ原理で爆発するリスクがあるんです。さらに一番危ないのは爆発する寸前でチンが終わり、いざ食べようと口に入れたときに爆発することです。
こうならないためにも、ゆで卵を温めなおすときは半分に切りましょう!それですべて解決です!
私のお弁当の定番レシピ
ここで私がお弁当に入れる時に作る、簡単な目玉焼きの作り方をお教えします。
超簡単です。レンジ対応のアルミじゃないおかず入れに生卵を割り入れて塩コショウして、レンジで1分チンするだけです。
これは2個作る時の時間です。私は半熟が好きなので柔らかめになりますが、時間はお好みで!
醤油をかけたい場合は、出来たあとにかけたほうがいいですね。もう一品おかずが欲しい時には楽でいいですよ!
さいごに
レンジ調理による、卵の爆発を防ぐ方法はどうでしたか?
たまごは子供も大好きな食材ですよね。料理に使う機会も多いですし上手にレンジを使って、時短レシピに役立ててみてはいかがですか?
最後まで読んでいただきありがとうございました。