卵の殻は洗う?洗わない?サルモネラ菌の症状とは

はじめに

生卵を買ってきて、なんか汚れが気になることってありませんか?殻の一部が黒ずんでいたりゴミ?が付いていたり。

「べつに殻を食べるわけじゃないし」と言われれば、たしかにそうなんですけど気になるものは気になりますよね。。。

そこで今回は

・買ってきた生卵の汚れが気になる時、洗う?洗わない?
・卵の賞味期限
・サルモネラ食中毒とは

など調べていきます。

卵はなくてはならない食材ですよね。卵のことを少し知っておきませんか?

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買ってきた生卵は洗う?洗わない?

この結論は基本的には「洗わない」というのが正解のようです!

洗卵

現在流通している卵のほとんどは、洗卵といって出荷されるときに洗浄されています。これはGPセンター(Granding & Packing センター)というところで、

・洗浄
・殺菌
・計量
・サイズ分け
・パック詰め
・箱詰め

を機械で行うのだそうです。その際にはもちろん、殺菌や検査も行われていて卵の衛生面は全く問題ないレベルのようです。

卵の表面には呼吸をするための目に見えない小さな穴が、たくさん開いています。

買ってきた卵を自分で洗うとその穴から水と一緒に、雑菌が殻の中に侵入してしまう恐れがあります。

ですから卵は洗わない方がいいのです。どうしても汚れが気になる時は、濡らした布巾などでふき取る程度にしましょう。

無洗卵

ときどき無洗卵と表示された卵を見かけることがあると思います。これは文字通り産み落とされてから、洗われていない卵のことです。

この場合は洗う必要はないのでしょうか?

じつは卵の殻にはもともと、細菌の侵入を防ぐ役割のクチクラ層という膜があります。無洗卵の場合はこのクチクラ層をそのままにしているわけです。

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クチクラ層は水に溶けやすく洗うと簡単に失われてしまうため、卵を保存している間はそのままにしておくのがいいようです。

汚れが気になる時は、卵を割る直前に軽く洗って使うようにしましょう。

生卵の賞味期限は

生卵の賞味期限は夏場で16日以内、春秋で25日以内、冬場では57日以内とされています。これは10℃以下で保存されていることが条件ですが、それにしても意外と長いですよね。

生卵の卵白には抗菌作用があって、自分自身を守っています。そのため生卵は意外なほど日持ちの良い食材なんですね。

ただし卵を調理してしまうと、卵白の抗菌作用がなくなってしまうので賞味期限は短くなります。

火を通すと日持ちが良くまりそうなイメージがありますが、卵の場合は逆なんですね。

サルモネラ菌の症状

卵の食中毒と言えばサルモネラ食中毒が有名ですが、どういった症状が出るのでしょうか。

例年7~9月がピークで、嘔吐、腹痛から始まって38℃くらいの発熱があります。その後3~4日ほど下痢が続くことが多いようです。

人によっては1週間以上続くこともあるようでつらいですね。小児や高齢者は重症化しやすい傾向があるため、なおのこと注意が必要です。

サルモネラ菌は卵の他にも食肉も原因になることがあるので、消費期限には気をつけましょう。

ちなみにサルモネラ菌は75℃で1分加熱すれば死滅するようです。調理する際の目安にしましょう。

さいごに

生卵は意外と日持ちのする食材だということが分かりましたね。ただし、賞味期限が切れた卵はじゅうぶん加熱調理してから食べるようにした方がよさそうです。

まあ、卵に限った話ではないですが。。。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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