はじめに
ちょっと一息入れたいとき、コーヒーを飲むという方は多いですよね。ほかにも朝の眠気覚ましや、ランチの後に一杯なんて方もいますよね。
学生さんでしたら勉強中の眠気覚ましになんて方も多いと思います。好きな方は一日何杯も飲んでしまうコーヒーですが、飲みすぎによる身体への影響はないのでしょうか。
この記事では
- コーヒーの飲み過ぎで起こりうる症状
- コーヒーの1日の適量
- コーヒー以外でカフェインを含む飲食物
- カフェインレスという選択
などを調べました。
毎日コーヒーを何杯も飲んでいる方は要注意かもしれません。どんな危険があるのか、ぜひ最後まで読んでいただければと思います。
コーヒーの飲み過ぎで起こりうる症状は?
コーヒーの成分で真っ先に思い浮かぶのはカフェインですよね。そこでカフェインの摂りすぎによる、身体への影響を見ていきたいと思います。
肌荒れやニキビの原因に
コーヒーに含まれるカフェインには利尿効果があることが知られています。つまりトイレが近くなるということですが、その際尿と一緒にビタミンやミネラルも排出されてしまいます。
そうすることで、身体がビタミン・ミネラル不足になって肌荒れやニキビの原因になる可能性があります。
また夜カフェインを摂取することによって、眠りの質が落ちてしまうことも肌荒れの原因になることが考えられます。
胃痛の原因に
カフェインには胃液を分泌させる作用もあると言われています。これはもちろん消化を助ける働きがありますが、過剰に分泌されたり空腹時に分泌されることによって胃の粘膜が荒れてしまい胃痛の原因になります。
貧血の原因に
カフェインには鉄や亜鉛などのミネラルの吸収を阻害する働きもあります。鉄分が不足すると貧血の原因になります。特に女性の方は注意が必要です。
胎児への影響
上記で女性の方は注意が必要と書きましたが、なかでも妊婦さんはなお注意が必要です。それは胎児に悪影響がある場合があるからです。
妊娠中にカフェインを摂りすぎると、胎児が低体重や発達障害になる可能性があるといわれています。まったく摂ってはいけないということではないようですが、普段より控えるのが望ましいようです。
カフェイン中毒に
短時間で過剰に摂取しすぎると、急性カフェイン中毒に、長期間にわたって過剰に摂取し続けると慢性カフェイン中毒になる可能性があります。
症状は脈拍数の増加、めまい、興奮、不安、不眠、などで下痢や吐き気も起こります。2015年には20代男性が、急性カフェイン中毒で死亡したという報道がありました。
コーヒーを飲まないとイライラしたり不安になるという方は、もしかしたらカフェイン中毒になっているかもしれません。
場合によっては身体に様々な影響があるようです。なにか症状がある方はもちろん、ない方もコーヒーの飲みすぎには気を付けた方が良さそうです。
コーヒーの1日の適量は?
カフェインの摂取量はどれくらいが適量とされているのでしょうか。欧州食品安全機関(EFSA)によると成人で1日400mg未満。1回の摂取量が200mlを超えないようにするべきと発表されています。
これは通常のコーヒーカップでは4~5杯分になります。マグカップになると2杯くらいで達してしまいます。
さらに妊婦さんはその半分の1日200mg未満を推奨しています。コーヒーカップで2杯分ですね。こういわれるとコーヒー好きの方にとっては、かなり少なく感じるかもしれませんね。
私もコーヒーは大好きなので、もう少し飲みたいかなと感じました。
コーヒー以外でカフェインを含む飲食物
カフェインはコーヒーにばかり含まれているわけではありません。日本茶、紅茶、コーラ、エナジードリンク、チョコレートなどにも含まれています。
特にエナジードリンクと日本茶の玉露にはコーヒー以上のカフェインが含まれます。同じ量のコーヒーと比較して1.5~3倍近い量が含まれているものもあります。
コーヒー好きでエナジードリンクもよく飲む方などは要注意かもしれません。
カフェインレスという選択も
コーヒーの飲み過ぎが気になる方は、デカフェ(カフェインレス・コーヒー)やたんぽぽコーヒーを試してみてはいがでしょうか。
デカフェ
デカフェとは文字通り脱カフェイン処理したコーヒーのことです。味の違いはデカフェの方が若干酸味を強く感じられるかなと、個人的には思います。
コチラは私が良く飲んでいるカフェインレスコーヒーです。よろしければ一度お試しください!
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たんぽぽコーヒー
たんぽぽコーヒーは、焙煎したたんぽぽの根から作られる飲み物でたんぽぽ茶ともよばれます。コーヒーに風味が似ているといわれますが、どちらかというと麦茶の方に近いかなと個人的には思います。
こちらも一度お試しいただきたい、たんぽぽコーヒーです!
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さいごに
私も普段からコーヒーはよく飲む方なので、カフェインの摂りすぎが気になっていました。
今回調べてみて身体に影響がある可能性があることが分かりました。やはりなんでもそうですが適量に抑えるのが良いんですね。
とはいえコーヒー好きな方は私も含めて、そうそうやめられませんよね。だからこそ適量を知って程良く嗜んでいくのが良いかと。
最後まで読んでいただきありがとうございました。