日本とは違うの?世界のバレンタインの過ごし方は?国ごとにご紹介!

はじめに

前回はバレンタインの由来や日本での○○チョコについてご紹介しましたが、今回は世界のバレンタイン事情についてお伝えしていきます。

日本ではバレンタイン=チョコレートというイメージが当たり前ですが、海外では大分事情が違います。

そこで世界をいろんな国のバレンタインデーの過ごし方を調べてみました。

日本とは全く違う国も少なくありません。話のネタにぜひどうぞ。

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アメリカ・カナダ

アメリカ・カナダのバレンタインは、大体同じような習慣です。日本とは違いプレゼントを交換し合うことが多いようです。義理チョコのような概念もありません。

チョコレートやキャンディーもプレゼントしますが、花とメッセージカードが定番です。渡す相手は恋人や家族、クラスメイト、職場の仲間などで、告白ではなく日頃の感謝を伝えるための日です。

アジア

次はアジアのバレンタインを見ていきます。

韓国

お隣の韓国は日本と同様に、女性から男性にチョコを贈る習慣があります。両想いの時は、1か月後のホワイトデーに男性から女性にお返しをして、カップル成立となります。

さらに1か月後の4月14日には、独り者同士で黒い服で黒いものを食べて慰めあう「ブラックデー」なる日があるのだとか。

台湾

台湾のバレンタインは、男女関係なくチョコを渡すのが一般的です。義理チョコはなく、カップルの場合はディナーでお祝いすることが多いようです。

また、二回目のバレンタインとして旧暦の7月7日に「七夕情人節」という日があり、男性がバラの花束とともにプロポーズすることが多いのだとか。

中国

中国のバレンタインデーは男性から女性にプレゼントを贈る文化です。バラの花束やチョコも送りますが、電子マネーでお金を贈る場合もあります。

また台湾同様、旧暦の7月7日に「七夕情人節」のお祭りがあり、それが中国での第二の
バレンタインデーと言われています。

ベトナム

ベトナムでは、男性が女性に尽くす日として定着しています。また年に四回、男性から女性へ花を渡す日があります。

それは「バレンタインデー」と3月8日の「国際婦人デー」10月20日の「女性の日」とクリスマスの四回です。

インド

8割以上がヒンドゥー教徒のインドでは、ようやく恋愛結婚が認められてきたところで、バレンタインも若い世代を中心にようやく定着してきたところです。

こちらも男性から女性に贈り物をするのが一般的ですが、全世代に浸透するのはまだ時間がかかりそうです。

タイ

タイでも男性からの贈り物が主流で、バラの花が人気です。色は赤の他にも白やピンクもよく選ばれています。

またこの日に入籍するカップルや、若いカップルはバレンタインデーに初体験を済ませることも多いようですよ。

フィリピン

フィリピンでは近年、バレンタインデーに数百のカップルが一堂に結婚式を挙げるのがブームになっています。

この日だけで数千人が結婚するのだそうです。

ヨーロッパ

次はヨーロッパです。日本人よりも愛の表現が上手なイメージがありますが、どんなバレンタインデーを過ごしているのでしょうか。

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イギリス

イギリスでのバレンタインは愛のイベントとして重要視されています。

カップルはプレゼントを贈りあったり夜はレストランや自宅で、ディナーを楽しみます。

フランス

男性から赤いバラの花束や愛のメッセージが書かれたカードを贈ることが多く、夜はやはりディナーを楽しみます。恋人たちには特別な夜です。

ドイツ

ドイツでバレンタインデーを祝うようになったのは、ここ30年くらいのことで日本よりも歴史は浅いようです。

やはり男性から花束を贈るのが主流で、告白するようなこともあまりないようです。もちろん義理チョコもありません。

スコットランド

寒い国で冷えた体を温めるため、よくお酒を飲み陽気な国民性のスコットランドでは、バレンタインデーにお祭りが行われます。

男女が紙に名前を書いて帽子に入れ、その紙を引いて書いてある人とその日、交流します。

それから恋に発展し、めでたくゴールなんてこともよくあるんだとか。

デンマーク

お祝いされるようになったのはわりと最近のことで、男性が「ゲッケブレウ」と言われる匿名の手紙を書き、差出人を当てることが出来た女性には男性から「イースターエッグ」がもらえるのだそうですよ。

スペイン

情熱の国スペインでは、バレンタインは恋人通しの日です。お互いにプレゼントを贈りあいます。

スペインでチョコを贈っても物足りないらしく、赤いバラやディナーでお祝いするのが多いようです。

エストニア

エストニアのバレンタインデーは「友情の日」とも呼ばれ、男女間に限らずメッセージカードや花束、チョコを贈るんだそうです。「ラブバス」というシングルの人の恋を応援するバスもあります。

イタリア

恋人通しの日で形に残るものを贈ることが多く、旅行に出かけるカップルも多いようです。

翌日の2月15日はシングルデーとして、相手探しのパーティーが開催されたりもします。

その他

その他の地域の国も見ていきます。

ロシア

カップルでプレゼントしあうことが多く、花束やお菓子、メッセージカードなどがよく選ばれます。カップル以外でも異性にプレゼントすることもありますが、告白という意味合いはありません。

花束は奇数本を贈ります。偶数本はお墓用という意味になるので、縁起が悪いのだとか。

オーストラリア

男性から花を贈るのが定番です。それにプラスして、ディナーやアクセサリー、チョコも贈るようです。義理チョコはありませんが、女性から贈ることもあるようですよ。

ブラジル

2月14日は普通の日として過ごします。その代わりと言っては何ですが6月12日は、ブラジルのバレンタインデーと言われる日です。

「恋人の日」と言われるこの日は、縁結びの神である聖アントニオの命日の前日に当たる日で、男性から花やチョコを贈るのだそうです。

さいごに

いかがでしたか。いろんな国のバレンタインデーをご紹介してきましたが、やはり日本のように女性から男性にチョコを贈って告白するという国は韓国だけでしたね。

ほとんどの国は男性から女性に花やメッセージカードを贈り、カップルが一緒に過ごす日であることが分かりました。

やはり日本は珍しい文化の国なんでしょうか。前回の記事もぜひお読みください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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