ノロウィルスは危険?潜伏期間や症状は?感染経路を調査!

はじめに

毎年寒くなってくると話題になる『ノロウィルス』。とてもつらい病気なんだろうな、くらいの知識しかなかったので調べてみることにしました。

少しでも予防や対策にお役に立てればと思います。

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ノロウィルスの特徴

ノロウィルスは特に冬に多い感染症ですが、どのような特徴があるのか簡単にまとめてみました。

大きさ

ノロウィルスとても小さなウィルスです。「ウィルスなんだから小さいに決まってるよ。」なんて声が聞こえてきそうですが、インフルエンザウィルスの1/3の大きさしかないようです。

実際のサイズはというとインフルエンザウィルスが0.0001mm。ノロウィルスが0.00003mmほどです。

消毒

一般的にノロウィルスにはアルコール消毒はあまり効かないと言われています。なので食器などの消毒には塩素系の消毒剤が効果的なようです。

ただし塩素系の消毒剤は換気を良くして使用するなど、気をつけなければいけません。

また人体に使用すると肌荒れの原因になる場合があるので、手、指の消毒はしっかり洗ったうえでアルコール消毒が良いようです。

最近ではノロウィルスにも効果が期待できるアルコール消毒剤が出ているようですよ。

感染力

ノロウィルスの感染力はとても強力です。どの位強力かというと10~100個のウィルスで感染してしまうこともあるのだそうです。

感染した人の便には1gあたり100万~1兆個のウィルスがいるそうなので、恐ろしいですね。。。

流行期

ノロウィルスは毎年11~3月に流行することが多いです。しかし他の時期も少ないだけで感染者は報告されるそうです。

ノロウィルスの潜伏期間や症状は

次にノロウイルスの潜伏期間や症状がどのようなものなのか、見ていきたいと思います。

潜伏期間

ノロウィルスの潜伏期間は感染してから症状が現れるまでおよそ24~48時間です。

この時間皆さんどう思いますか?私は正直「早っ!」と思いました。漠然と1週間くらいかな、なんて思ってましたね。

症状

ノロウイルスに感染したときの主な症状です。

・吐き気
・嘔吐
・下痢
・腹痛

いわゆる食中毒の症状ですね。これに加えて発熱がある場合もありますが、そこまで高熱にはならないようです。これらの症状が1~2日続き、後遺症はないようです。

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また吐き気は突発的に襲ってくることが多いため、トイレに駆け込む暇もなく吐いてしまうことが多く、その嘔吐物がさらなる感染の原因になることも多いようです。

直接の症状ではないですが、小さいお子さんや高齢者の場合、嘔吐物による窒息や誤飲性肺炎に注意が必要です。

ノロウィルスの感染経路

ノロウイルスはどんなルートで感染するのか。知っておいて損はないですよ!

食べ物による感染

これはノロウィルスが付着した食べ物を食べることによって感染するルートです。よく聞くのが、カキなどの二枚貝を生で食べて感染したという話ですね。

二枚貝は体内にノロウイルスを溜め込みやすいので、生食する際にはじゅうぶん注意が必要ですね。

また調理器具も注意が必要です。生の食材を扱った器具(まな板、包丁、トング、菜箸など)にはウイルスが付着している可能性があるので気をつけましょう。

感染者の嘔吐物や排泄物からの感染

これは身内に感染者が出て看病しなければならなくなったときに、気をつけなければなりません。

また、直接でなくとも感染者が触れたドアノブや便座などもウィルスが付着しているので危険です!

空気を介しての感染

感染者の嘔吐物などの処理がきちんとされず残っていた場合、乾燥して空気中に舞ってしまい感染してしまうことがあります。

ノロウイルスは乾燥に強いので気をつけたいですね。

ノロウィルスに感染したかもと思ったら

ノロウイルスには特効薬やワクチンはないのだそうです。

それでもノロウィルスかもと思ったら早めにお医者さんに診てもらいましょう。そうすることでもし感染していたとしても、2次感染を防げる確率が上がります。

また嘔吐や下痢によって脱水症状をおこす場合もあるので受診は必要です。場合によっては点滴で水分を摂ることもあるようです。

さいごに

じつは昨年、私の友人がノロウイルスに感染してしまったそうです。完全に回復したあとに聞いたのですが、やはり相当きつかったらしく「二度とかかりたくない」と言っていました。

その友人は自分で感染経路に思い当たるフシがなく、どこで感染したのか最後まで分からなかったようです。

幸いにもご家族に2次感染はなかったとのことでしたが、蔓延していたらと思うとゾッとしますね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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