はじめに
車の納車は、人生でまずまず大きなイベントですよね。
決して安い買い物ではありませんし、時には命に関わる物でもあるので納車日の日取りを気にするという方も、多いのではないでしょうか。
そんな納車日の日取りに関して今回は、友引をメインに取り上げてみようと思います。
というわけで今回の記事では
- 友引とはどんな日?
- 納車日を友引にしても大丈夫?
- 縁意義の良い時間帯はあるのか
- 他の日取りについて
- お祓いはどうするべきか
などを調べてみました。
納車日をいつにするか迷っていたりしませんか?
ちょっとでも縁起を担ぎたい人、気になる人はぜひお読みください。
そもそも友引とはどんな日?
友引とは六曜のひとつで、ほかには大安、先勝、先負、赤口、仏滅があります。
これはほとんどの方が知っていますよね。では友引とは六曜ではどんな日だと言われているのでしょうか。
「友引」は元々は「共引き」と書き、勝敗が付かない引き分けの日という意味でした。
それが時代とともに友引になり、友を引くという意味に変わり死者が友を引き連れていくという意味になりました。
そのおかげで友引の日は、お葬式や法事などが避けられるようになったんですね。
こじつけのようにも思えますが、昔はこういう非科学的なことも本気で信じられていたんでしょうね。
友引の納車は
納車日を友引にするのは、結論から言えば全く問題ありません!
というより、大安に次いで縁起のいい日とされています。
理由は友引の元々の意味である、「共引き」の引き分けの日という意味から、波風立たない穏やかな日を連想させるためです。
事故などは起こりにくそうですよね!
さらにほかの利点もあります。それは、納車日は一番人気の大安に集中するため、友引は比較的空いているということです。
大安は一番人気なので、納車を希望する人も多く時間の融通が利かないことも多いですが、友引ならそんなこともなく希望の時間帯で納車してもらえることが多いのです。
納車はただ車を納めて終わりではなく、操作の説明や傷の確認などで意外と時間がかかるものです。
そんなとき後がつかえてたりすると、営業マンもじっくり説明するべきところを急いでしまうかもしれませんよね。
でもあえて納車日を友引にしておくことで、そんなこともなくじっくり説明を受けることが出来るというわけです。
縁起の良い時間帯は?
友引が納車日として悪くはないということは分かりました。では一日の内で時間帯による、縁起の良し悪しはあるのでしょうか。
じつは友引では11~13時は縁起が悪いと言われています。そして一番縁起が良いと言われているのは16~18時です。
それ以外の時間はいわゆる吉。まずまずといったかんじですね。
ということは16~18時に納車してもらえばいいのかと思いますが、夕方だと薄暗く季節によっては暗くなっていますよね。
そうすると納車時の傷の有無の確認が、難しくなる可能性があります。
後々トラブルになるのを避ける意味でも、納車は日中の明るいうちにしてしまいたいものです。
となると友引の日の納車時間のオススメは午前中の11時までか13時以降の明るい時間帯ということになります。
ちなみに11~13時は縁起が悪いと書きましたが、11時前に納車が始まって途中で11時を過ぎてしまう分には問題ないということですよ。
ほかの日取りについて
他の日取りは納車日としてどの様に言われているのか、簡単に見ていきたいと思います。
- 大安:最も縁起の良いと言われる日で、一日中どの時間帯でも納車に適しています。
- 赤口:納車日としては縁起の悪い日です。赤という文字から血や火などが連想され、新しいものを使い始める日としても良くない日です。11~13時だけは吉となっています。
- 先勝:午前中は吉ですが、午後からは避けた方が良いとされています。ちなみにここでいう午前中とは14時までのことを言います。
- 先負:先勝と逆で午前中は避け、14時以降なら吉となります。
- 仏滅:最も縁起の悪い日と言われ、納車は避けた方が良いと言われています。
お祓いはするべきなの?
新車を買ったら、神社やお寺でお祓いをしてもらう方も多いですよね。
このお祓いはするべきなのか迷われる方もいると思います。
個人的な意見になりますが、この記事を読んで少しでも納車の日取りを気にされるような方なら、お祓いをした方がいいのではないでしょうか。
やはり日取りを気にするということは、縁起を担ぎたいということなので気持ち良く乗り始めるためにも、お祓いをした方がいい気がします。
逆にお祓いをしないで万一事故でも起こしてしまったら、後悔することになるかもしれませんよね。
とはいえあくまで個人の自由ですので、新車を買われる際はじっくり考えてみてくださいね。
さいごに
友引の納車について詳しく見てきましたが、いかがでしたでしょうか。
気にしない人はまったく気にしないことですが、気になる人が多いのも事実だと思います。
あなたがもし少しでも日取りを気にする方でしたら、今回の記事がお役に立てれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。